電験三種はビルメンの希望だと思っていたw
ビルメン関係のブログなどを閲覧してた際に、「電験三種は稼げない」と言う意見がある事に、個人的には衝撃を受けました( ゚Д゚)マジ?
「役に立たない」「意味ない」などの言葉と合わせて、検索結果として表示されることも多く、その内容はと言うと、資格を取得しようとした場合に必要になる勉強時間と、取得後の資格手当や想定される昇給が割に合わないのでは?という意見の様でした。
それらのブログを引用するなんておこがましいので、そちらが気になる方は、
「電験三種」+「稼げない」で検索っ(; ・`д・´)b
確かに、資格取得をするに当たって、対費用効果という意味で検証するのはいいかもしれませんが、「コスパを考えると割に合わないかも」という事を理由にきっぱりと諦めてしまうのは、非常に勿体ない気がするのは私だけでしょうか。
日々の生活も大事
確かに本気で取得を目指すなら、よっぽど勉強が得意な人や、電気工学科出身などでない限り、目安の勉強時間1000時間に近い時間が必要となると思いますし、1年で1000時間勉強しようとすると、1週間に19時間近くの勉強する事になり、フルタイムで仕事をしていたり、ビルメンをしながらその時間を確保するのは現実的じゃないかと思います。
ってか、いま気付いた、絶対無理やんw
受験を申し込んでから、やっと重い腰を上げていた過去の私が受かる訳ないですよね(笑)
それこそ、プライベート返上で勉強をする事になります。
そこまで、時間を費やすだけの価値があるかを、検証するのは確かに必要かもしれませんね。
逆に、そこまで考えが及んでいなかった、私は10年以上ダラダラと受験を繰り返していましたw
私の場合、ぼっちなんで、比較的時間は自由になるんですよね~(*´▽`)ハハハハハハ
それはさておき、そうでなくても、休みの日は、自分の時間に使いたいですよね。
そういう意味では、「プライベートの時間が大事!電験三種の取得なんて目指さないっ!」という価値観があっても、良いのかもしれません・・・( -_-)完全論破で敗北w
稼げない要因
ビルメンの場合、社内の給与規定によって違いはあれど、電験三種を取得した場合の資格手当は、1万円前後の場合が多い様です。
中には、報奨金と言う形で、一時的な手当が貰える場合もあるそうですが、1000時間の対価としては、物足りないと言う声が出ても、致し方ないかもしれません。
また電気主任技術者に選任されれば、資格手当とは別に選任手当なども支給されるかと思いますが、そもそも資格取得後にタイミングよく選任される状況は、少ないかもしれません。
自分の配属されている現場が、選任が必要な現場、かつ、電験資格所持者が一時的に不在で、電気保安法人に委託していた場合などは、自社の社員に選任者を切り替えて、不要なコストを減らす流れになる。なんて場合は、運がいい方なのかもしれません。
前任者が年配の方の場合は、解任されるタイミングは予想しやすいでしょうし、後釜狙いで事前に取得しておき備えておくのはいいのではないでしょうか。
資格手当、選任手当などの給与規定がない会社の場合も、選任の際に昇給などを打診をするチャンスには十分なるかと思います。
上記は、上手く選任された場合の話ですので、そもそも選任される枠がない場合は、選任手当もつかないでしょうし、苦労して取得した資格が宝の持ち腐れになってしまう可能性は否定できません。
それ以上に選任されていないと、電気主任技術者の実務経験に算入しづらいデメリットも出てきます。
電気主任技術者の実務経験
基本的に、電気主任技術者に選任されている状態で、実務経験を積むのが一番シンプルで証明しやすい状況になるかと思います。
この電気主任技術者に選任されて、実務経験を5年以上(または条件により3~4年)という条件を満たせば、「なんか儲かるらしい」という、ビルメンをやっているとよく耳にするが何だかよくわからない話について、少し調べてみました。
電気保安法人に転職するパターン
稼ぐ方法のひとつとして考えられるのが、電気保安法人に転職して年収アップを目指すパターン。
ある程度の年齢でも、電気保安法人であれば、実務経験があれば採用される場合も多いのでしょうか。
私の所属する会社から、電気保安法人に転職された方の話を聞くと、月収はそんなに変わらないが、ボーナスの違いで年収は増えるとおっしゃっていました。
うちはボーナス少なすぎて、一時金って呼びますからね~( ;∀;)
ただ、契約社員の募集が多い様なイメージもありますし、年齢や条件次第になりますかね。
電気管理技術者を目指すパターン
あるいは、「電気管理技術者」を目指すパターンでしょうか。
自家用電気工作物を保守管理する、個人事業主を「電気管理技術者」という。
「電気主任技術者」と業務内容は同じそうです。
「電気管理技術者」になる為の要件として、実務経験が必要となる。
電気事業法やら、電気事業法施行規則やら、経済産業省の告示で、そんな感じで決まってる様ですね。
何となく理解できた感を出してもあかんかー( ̄▽ ̄;)ワケワカランw
要するに、必要な要件を満たしたのち、「電気保安法人」や「電気管理技術者協会」に入会して、「電気管理技術者」になって、「個人事業主」として業務委託を受けて業務を行う。といった流れになる様ですね。
が、しかし、こちらは、賛否両論あり、「個人事業主」であるが故に測定機器代などは自費となり、それなりの稼ぎを目指すとなると、割と大変そうな様子です。
また、今時のネックになりそうなのが、「電気管理技術者としての仕事は各地の産業保安監督部長の承認を必要とし、その承認を得るためには電気事業法施行規則、告示あるいは審査基準の諸条件を満たす必要があり、その中に、他に職業を持つことを不可とされている。」という決まりがあるそうで、あくまで「電気管理技術者」として業務を増やしていくしかない様です。
その他にも居住地を離れる際の規定もあるらしく、長期の旅行は行けないとの話を聞いたことがあったので、その辺も何らかの規定がある様です。
(; ・`д・´) 何か思ってたんと違う(笑)
当方、ただのビルメン会社の人間で、電気保安関係の情報には明るくないんで、少し調べてみた結果、以上の様な結果となりましたがw 参考程度でお願い致します。
色々な可能性を模索すればいい
若い人は、色々な可能性を模索して、同じ勉強時間を費やして、より稼げると思うなら、行政書士や、社労士、中小企業診断士などの資格取得を、目指せばいいと思います。
確かに私自身も、若い頃に一生ビルメンで骨を埋めるつもりなんて全くなく、常に転職などは考えて過ごしていました。
が、結局、何だかんだ、続けているのはなぜ!?という話は、また別の機会にするかもしれないですw
普通に、ビルメンをしながら公務員を目指すといって、勉強している人もいますからね~。
いや、勉強しているのかは知らないが、言っているだけなのでは(笑)
ただ、いまビルメンをしている人が目指すなら、電験三種がより身近なのではないかとは思います。
日々の業務で目で見て覚える事も出来るでしょうからね。
資格があれば、よりチャンスをモノにできるのでは?
私の場合も、現場の請負契約が「新たに電気主任業務を含んだ形」に変更となる話があったものの、現場の在籍者は誰も電験三種を所持していないという状況でした。
私自身、10年以上取得は目指していたものの、全力で時間を掛けて取り組めていた訳ではなく、試験を申し込んでから、少しやる気が出る程度で、毎年の積み重ねが多少あるものの、そこまでの時間を掛けて勉強はできていなかったのが当時の状況でした。
そんな状況なので、そのまま行くと責任者の私と別に、新規配属者が電気主任技術者を選任されることになり、当然電気関係の権限はその新規配属者の人が握る事になります。
どう考えても、怖いです(笑) 普通の人がくるのかという、ビルメンあるあるw
そんな焦りが功を奏して、必要に迫られて何とか契約更新に間に合うように電験三種を取得し、選任されるに至りました。
実際、同じタイミングで、電験所持者が入社し現場配属されましたが、結局トラブルで退職されたので、頑張った甲斐があったってなもんです(笑)
子供の頃の夏休みの宿題も、8月終盤に慌ててやっていたタイプなので、相変わらず追い詰められなければ本気を出せないのかと、複雑な気持ちにはなりましたがw
結果的には、資格手当、選任手当の他にも昇給があり、もっと早く取得しておけばよかったとの後悔はありましたが、勉強時間が勿体なかったという思いは全くありません。
確かに、実際の現場では、自分が取得できたからと言って、周りに取得した方がいいと言い回るのは、一歩間違えば上から目線で嫌味な発言に取られ兼ねないので、そこまで大きな声でおススメはしていませんが、このブログ内では、結論、やはり電験三種取得は、おススメしたいと思います。