当ブログでは、「ビルメン」＝「設備管理」
当ブログでは、運営者の独断で何の説明も無しに、「ビルメン」＝「設備管理」として扱っています。
一般的にも、「ビルメン」と言うと、「設備管理」の指すことが多いとされています。
「ビルメン」とは、「ビルメンテナンス」を略した言葉かと思いますが、
「ビルメンテナンス」と言う表現になると、設備管理以外にも、
清掃業務、設備点検業務、更に建物の保守修繕などの意味合いも含むことになります。
また、「ビルメンテナンス業」と表現した場合は、以下の業務内容を含む意味となり、
「清掃管理業務」「衛生管理業務」「設備管理業務」「管理サービス業務」「保安管理業務」
と、その業務の内容は多岐に渡り、主に労働集約型の業務に分類される様ですね。
シンプルに、ビルなどを運営、保守管理する上で、必要な業務全般というイメージでしょうか。
ビルメンテナンス業
「清掃管理業務」については、その業務内容がビル管の試験内容にも出てくる事からも、一般的にビルメンという言葉に含まれ、組織としてもビルメンテナンス会社が行っている事が多いかと思います。
それでも、当ブログでは、清掃さんはビルメンという表現には含んでいませんっ(笑)
「衛生管理業務」は、業務している中で耳にしない言葉でしたが、厚生労働省のホームページなどを参照すると、ビルメンテナンス業というカテゴリーに含むそうですね。
従業員の衛生管理という事の様ですので、オーナー側の組織の中の話なので総務の方などが担当されているのかと思います。
「設備管理業務」は、ビルメンです。以上っ！( ﾟДﾟ)
と、言いたいところですが、少し具体的に言うなら、設備管理の為に現場に常駐している係員をビルメンと呼ぶ場合が多いかと思います。
設備管理業務に、電気設備や空調設備の保守点検も含むかと思いますが、常駐せずに点検日だけ現場に向かい作業をする出入り業者方は「電気設備保安業務」、「設備点検業務」などにあたり、ビルメンとは言わないですからね。
常駐の現場であれば、宿直勤務がある現場も多く、その場合勤務時間も長くなるものの、業務内容的にはトラブルなどがあれば対応するが、普段は比較的ゆっくりしているといった場合が多いかもしれません。
こういう話になると、「いやいや、夜も忙しいんやけど？」などと言いたくなる現場の人もいて、まさに現場によって様々であるという状況はビルメンあるあるですが、まぁビルメンに限らず、配属された部署によって業務強度が変わるのは、どの業界、どの職種にもある事かもしれません。
「管理サービス業務」は、マンション管理人、受付業務、電話交換業務などを含み、施設管理も含む場合もある様です。
受付や案内、電話応対など、その施設や企業の顔となる業務となります。
また、マンション管理人や、施設管理など、マネージメントスキルも求められる業務になり、個人的なイメージですが、ビルメンテナンス業って感じはあまりありませんｗ
「保安管理業務」は、いわゆる守衛さんや、常駐の警備さんなどで、一般的に「警備業」にあたる業務となります。
ビルメン会社の保安部門に所属されている方は、ビルメンテナンス業に含まれたとしても、あまり異論はでないかと思いますが、「警備業」をメインとされてる会社に所属されている方の場合は、「ビルメンテナンス業」扱いすると嫌がられる場合が多いです(笑)
まぁビルメン会社の保安部門の方も、警備業法などに順じて業務を行われてる事から、ビルメンテナンス業と思って業務にあたられてる方はいないかもしれませんね。
それらを踏まえて、「ビルメン」＝「設備管理」で良いのでは？
という認識から、そういう事にしております。
設備管理と施設管理
「設備管理」＝「ビルメン」に対し、「施設管理」＝「ビルマネ」なんて言うらしいですね。
ビルメンが、ブルーカラーでせっせこ現場作業で働き、ビルマネがホワイトカラーで統括管理を行うみたいなイメージでしょうか。
業務契約的に、ビルメンと言われる立場でもビルマネを含んだ業務になっている場合もあるでしょうし、ビルマネの管理業務も重要な仕事ですし、どちらがいい悪いという事を言うつもりはありませんが、ビルマネの指示で、ビルメンが業務を行うという状況が多いのが、実際のところではあります。
まぁそもそも立ち位置的に、ビルマネの方がよりオーナーなどに近い部分の業務を行う事もあり、立場的にも上になるのは必然と言うところでしょうか。
そもそも、オーナーが施設管理を行っている場合も多いですからね。それが主流かも。
そういう意味では、ビルメンで責任者の経験を積み、転職などでビルマネへキャリアアップを目指す道筋も、ありなのかもしれません。
まぁ少し、求められるスキルが異なるのは言うまでもありませんが。。。
という事で、当ブログでは、この説明をもって「ビルメン」＝「設備管理」とさせて頂きますｗ
