資格ホルダー という言葉
みなさんは、資格ホルダーという言葉を聞いたことがありますか?
IDカードホルダーではないですからね。
業務中、携帯しないといけない資格、免状もありますけどw
今回はそうではなく、資格ホルダーという言葉についてで、普通に考えれば、資格を所持している人という意味になるかと思いますが、私の周囲のビルメン界隈では、ここ2,3年の間に耳にする機会があり、最初のうちは、「あ~、そんな言い方があるんや~」くらいに、思っていたんですが、よくよく聞いていると、「何だか、その使い方、若干悪い意味として使ってないか?」と、感じる場面に遭遇して、少々モヤモヤしていました。
ぐぐってみた
そこで、ネットスラング的な意味もあるのかな?と、一旦、ググることにしました。
はい、用語解説、辞書サイトなどでは、出てきません・・・( ゚Д゚)ソウナン?
まぁ、さすがにサイト検索に引っ掛からないと言う事はなく、資格の取得関連のサイトなどには、資格ホルダーという表現が登場し、主に司法書士や税理士など、士業系レベルの資格を所持している人に対して、資格ホルダーという言葉を使用している事が多く、決して、否定的な印象ではなく、むしろ敬意を表しているくらいな印象でした。
それも、そもそも私の感じている印象なだけで、ただ単に「資格を所持している人」という意味で、使用しているなのかも・・・。ということは、普通に言葉通りの意味でしたね、はい。( -_-)
また、同じ様な表現に、資格マニアといった言い方がありますが、こちらは個人的には否定的なニュアンスはあまり含まない言い方かと思いますし、「あ~、普通に資格をいっぱい持ってる変態さんなんだな~」といった印象を受けてしまいます。(笑) マニアという表現が、趣味とか、本人の好きでやっているイメージが大きいせいでしょうかね。
ちょっとした現場での会話
では、なぜ、ビルメン界隈では、否定的な意味で使われるのか(; ・`д・´)?
いや、完全に言い切ってますけど、私の周りの、ごく一部の人の発言の印象なだけですけどねw
そう思うに至った、身近で実際にあったやり取りが、次の様な会話で、登場人物は3名となります。
先輩さん:資格取得にあまり熱心じゃないひと
新人さん:学生時代に2級ボイラー技士を取得したひと
しろやん:周りで話を聞いているおっさん
新人さん:「大学時代に、2級ボイラー技士を取得したんですよね~」
先輩さん:「じぶん、資格ホルダーなんやなっ」
新人さん:「!?」
しろやん:「!?」
新人さん:「まぁ、暇があったのと、将来役に立つかと思ったんで・・・」
先輩さん:「いまどき、ボイラーなんていらんやろw」
最後は若干盛っていますが、その位のニュアンスだったという表現です、失礼しましたw
そうした会話を耳にして、「時間をかけて、勉強して取得した資格」を、否定するようなニュアンスを感じ、モヤモヤしてしまう、出来事となりました。
結論、人それぞれ、言い方次第
「とにかく資格を取ればいいと思っている」的な言い回しに聞こえてしまうのは、被害妄想なんでしょうか?
確かに、資格を取得すれば、実際の業務に即活用できる知識が身についているかと言えばそうではなく、ベテランさんに「じぶん、資格持ってるんちゃうん、そんなんも知らんのかいな。」なんて言われることは、ビルメンに限らずあるあるかとは思います。
まぁ、その新人さんは、大学卒業後、ボイラーとは全く関係ない業界に就職した様ですが、その後にビルメン会社に就職して、実際ボイラーを取り扱う現場に配属されて、大いに有効活用しているんですけどね。
結局、その言葉のニュアンスや真意は、発言した本人に聞く以外になく、またそれを問い詰めてどうこうする訳でもなく、個々の考え方をどうこう言う気はありませんが、どんな資格でもそれなりの時間をかけて、勉強をして取得している過程を考えると、敬意を表してくれとまでは言いませんが、否定的な言い方はするべきではないかと考えてしまう出来事となりました。
実際、私個人としても、自分の能力に自信を持っているタイプではなかった為に、それを補填する目的で20代の頃からビルメン系の資格に限らず資格取得をしたりしていましたから「そんな資格とって意味があるの?」的な言葉は、弱みを突かれる感じがしてしまうのかもしれません。
それも今となっては、それらの資格が実際業務に大いに役に立ち、大いに給与面にも寄与している事から、取得を目指している人達には、「あれこれ言ってないで、とにかく取なはれ」とアドバイスしていきたいと感じています。
結論、何と言われようと、資格取得を目指すことに、無駄なことなんて決してないはずっ!
追記、どうせなら、業務に関係する資格を優先するのが賢い選択だとは思います。