ビルメン業界の中にも、高学歴なのにビルメンをされている。という方に出会うことが、稀にあります。
そんな人と少し関わりがあり、思うことがあったので、語っていきたいと思います。
高学歴とマウント
ビルメンがどうこうという話では無く、完全にこちら側の先入観みたいなものになるかもしれませんが、高学歴の人のイメージとして、あからさまでないにしても、多少高学歴マウントを無意識のうちに取られるんだろうな、最初は身構えたりしてしまっていました。
実際、高学歴の人と業務をする事になり、そういう先入観は失礼だったと思う程に、ビルメンの業務に関しては教わる立場という姿勢を取られており、高学歴だとか学歴がないとかは関係なく、最終的にはその人がどういう人かと言う事が大事だと、思い知らされる事になりました。
まぁそれも、ビルメン未経験で転職されてくる場合、それなりの年齢、また社会経験も十分積んできた人が多い方が多い為、当然と言えば当然ですが、かと言え、実際には貴重なそういった人材にビルメンに、永く勤めて貰える環境を整えることが重要だと思った出来事ではありました。
一部の天才と努力できる人
高学歴の人は当然学生の頃から人より勉強が得意で、ビルメン資格の勉強でも少し勉強すれば、すぐ受かっていいなぁ、などと言ったイメージを持ってしまいます。
その方を見ていると思うのが、もちろん学生時代に培った知識も私なんかとは比べ物にならなく、資格勉強の仕方も人よりは得意な部分もあるかと思いますが、それ以上にどれだけその資格を取得する為に時間を割いて、最終的にどれだけ学習時間を費やすかと言う、他の人と同じことをできる人なんだと、思い知らされました。
もしかしたら、テキストを一回読んだら大体頭に入ってるなどという、私はまだあった事のない天才も居るのかもしれませんが、多くはただひたすらめっちゃ勉強を頑張れる人達なんだと私なりに感じ、頭が良くて楽でいいなぁなどと安易な言葉は慎まないと、と感じたりしています。
まぁ、得意分野などを振ってしまった場合などに、完全に理解不能な内容を猛烈に話し出して、「あぁ~そんなんが、何かあるんですね~。」なんてこちらがついていけない状態になる事もありますがw
その逆に、得意分野から離れると、「資格のテキストをひらいたけど、訳わからんし、後々にする。」などと、いっている姿をみると、親近感を覚えたりもします。
ただ後々判明してきますが、やはりそれ相応の学歴がある人はやっぱり違いました。
年齢を重ねていながらも頭の回転が速いのは当然で、ビルメンの現場配属させとくのは勿体ないんじゃないかと思ったという話は、また別の機会にしたいと思います。
資格取得のモチベアップ
その高学歴の人が現場に配属されたから、という一つの要因だけではありませんが、以前に比べて現場全体の資格取得のモチベーションが上がっている様で、いい影響だと感じています。
他の係員の危機感を刺激する部分があるのかと思っていますが、そういう私もゆっくりしていると資格の充実度で追い越されてしまうかもと、思ってしまっている事からも、その刺激をいい方向に向けていきたいところです。
学歴不問
結論、ビルメンをする上で学歴なんて問題になる事はほぼなく、人間関係を良好に保ちつつ、どれだけ業務を誠実に行えるか、というのが実際のところだと思います。
まぁ、いまどき人間関係なんて気にしないと思っていたり、業務も必要最低限なんてスタイルを取る人も多い様に感じますが、お互いにとってストレスの少ない業務環境を維持しようとする心掛けも大切なのかと思います。
ぼっちビルメンの私でさえ、そう思ってしまう、今日この頃でしたw